2008年3月31日
iPod touchをPDAに
3週間前にiPod touchを購入し、PDAのPalm TUGNSTEN T5から乗り換えた。
狙いはPDAの乗り換え一本。したがって、もっとも安い8GBモデルを選んだ。
T5でおもに使っていた機能は以下の通りである。
1. スケジューラー
2. アドレス帳
3. メモ
4. 青空文庫用イメージビュアー(Azurでjpegに変換)
5. EPWING辞書ソフト
1〜3はAgendusという統合ソフトを使っていた。こいつはおのおのの機能が連携し、アイコンが設定できるなど、使い勝手のよいソフトだった。
iPod touchでは上記を標準装備の機能で置き換えた。
1. Calendar
2. Contact
3. Contact
4. Photos
5. ---
3.のメモをContactで置き換えたのはデータを母艦と同期するためである。touch標準装備のNotesはなぜか母艦と同期されないのだ。また、5.のEPWING辞書ソフトは今のところjailbreakアプリしか存在しない。
メモデータを同期させようとして母艦上のアドレスブックのカテゴリーをいじったら、アドレスデータ全体が同期されなくなった。まだ解決できていない。狙いが仇になるとはこのことである。
データの移行方法を記しておこう。
スケジューラーデータはPalm DesktopからvCalendar形式でエクスポートし、母艦上のiCalでインポート。アドレスデータは同様にvCard形式でエクスポートし、Jedit(テキストエディタ)でUnicodeにコード変換してから母艦上のiCalにインポート。
全般に機能はベーシックだ。はっきり言えば物足りない。EPWING辞書ソフトを含めて、今後のサードパーティソフトに期待している。SDKも提供が始まったことだし。
期待をはるかに越えたのはWebブラウザのSafari。ピンチイン・アウト、ダブルタップ、横向き・縦向きといった画面表示ワザを駆使すれば通常のサイトでも十分に使える。また、全般に画面が洗練されていることは、Palmとは段違い。MacのOS9からOS X以上の開きがある。
思えば、Palmとは2000年に登場した初代SONY Clie以来7年以上のおつきあいだった。それをあっさり乗り換えてしまった。扱いにくいところはあっても、若くてきれいなのがいいの、かな。
投稿者 kmatsu : 21:56 | コメント (0) | トラックバック
2008年1月29日
青空文庫をPalmで読む
長大な小説「大菩薩峠」(中里介山著)を青空文庫のデータで読み切った。
デバイスはPalm Tungsten T5。320*480画素のディスプレイを備えたPDAである。
使ったツールは青空文庫リーダーAzurと、Palmの標準イメージビューアMedia。Mac上のAzurで青空文庫のデータを1ページごとのJPEGファイルに変換し、それをPalmに転送してMediaで読む。
Azurはよくできている。縦書き表示、ルビ、青空文庫タグ、フォント指定、外字イメージ表示、イメージ表示、しおりと一通りの機能がそろっている。Mac(Windows版もあり)で青空文庫の収録作品を読むには最強のリーダーだ。
Azurには1ページごとにJPEGファイルを生成する機能が備わっている。表示エリアもiPod nano(2G)からXGAまで指定可能。イメージビューアがあれば、携帯電話でも、iPodでも、あるいはデジタルカメラでも青空文庫を読むことができるのだ。
問題はPalmの標準イメージビューアMediaにあった。
青空文庫の「大菩薩峠」は41巻の各巻ごとにテキストが分かれていて、テキストをPalmサイズのイメージに変換すると千ページ以上のファイルが生成されることがある。これだけの数のファイルが一つのフォルダーに入っていると、Mediaの動作はきわめて遅い。また、ページをオープンしたまま電源を切ったり他のソフトに移行すると、オープンしたページが保持されない。
37巻まで我慢して読み進めたものの、ついにPookというソフトに乗り換えた。これはPalm上の青空文庫リーダーである。本来のPalmのプログラムらしく軽快に動作する。縦書き表示・ルビ・しおりも可能だ。もちろん、読みかけのページは保持される。
とはいえ、Pookを使わずにいたことには理由があった。
まず、Palmでは320*320画素しか表示されない。今はなきSONY製のPalmOS機Clieでは320*480画素で表示されるのに、元祖Palmには対応していないのだ。そして、文字が読みにくい。英語版PalmOSを日本語化した環境では、メニュー向けの、文章を読むには適さないフォントが表示されてしまう。
それでもついに41巻を読み切った。表示する媒体など気にならない、充実した読書体験だった。
これからもPalmで青空文庫収録作品を読むことがあるだろう。そのために、イメージビューアを探し、Resco Photo Viewerという製品を購入した。日本ではClieが打ち切られてから影の薄いPalmも、米国ではスマートフォンTreoを中心に生き延びているである。
とはいうものの、ついにPalm以外の製品が気になりだした。iPhoneあるいはiPod touchである。やはりこれかと、思案する今日この頃。
投稿者 kmatsu : 21:27 | コメント (0) | トラックバック
2008年1月28日
Movable Type 4.1へのアップグレードで難儀
Movable Type 4.0から4.1へのアップグレードで不具合に遭遇した。2003年にMovable Typteを使い始めてから初めての体験である。
4.1のファイル群をサーバに転送し、mt.cgiからmt-upgrade.cgiの実行中にこんなエラーメッセージが発生。
アップグレード中にエラーが発生しました failed to execute statement ALTER TABLE mt_ts_job ADD CONSTRAINT mt_ts_job_uniqfunc UNIQUE (ts_job_funcid,ts_job_uniqkey): Duplicate key name 'ts_job_funcid' at lib/MT/Upgrade.pm line 2003.
エラーメッセージを検索してみるとこんな記事を発見。この記事に従って、myphpadminを使ってテーブルmt_ts_jobの全レコードを削除。だが、症状は変わらず。
エラーメッセージをじっくり読むと、同じ名前のインデックス(キー)を設定しようとして失敗しているようだ。
そこで、テーブルmt_ts_jobのインデックスts_job_funcidを削除。mt-upgrade.cgiを実行すると、別のテーブルで同じエラーメッセージが出る。同じように重複しているキーを削除。ここでmt-upgrade.cgiを実行すると、最初と同じmt_ts_jobで同じエラーが発生するので、もう一度キーts_job_funcidを削除。あらためてmt-upgrade.cgiを実行してアップグレードは無事に完了。
ウェブのおかげで同様の不具合を探すのは早かった。また、myphpadminのおかげで、SQLを知らなくてもインデックスを削除できた。便利ツールなしでは生きていけない。
こうして、本サイトにこの新しい記事をポストすることができたのである。