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2007年12月24日
「天皇の日本史」(武光誠・著、平凡社新書)
腰巻きにこうある。
権威と聖性、そして呪性−。天皇はなぜ、その地位を保ち続けたか?日本史最大の謎に挑む!
古代、院政期、平氏政権、鎌倉時代、南北朝・室町時代、安土・桃山、江戸時代。それぞれの時代における朝廷・皇室と時の権力者の関わりが記述される。記述レベルは高校の日本史の教科書と大差なく、「日本史最大の謎に挑む!」という腰巻きの惹句は肩すかし。
とはいえ、読中・読後に思いついたことがあった。
まず、時の権力者が皇室の権威に依拠しつつ皇室を存続させてきたのは、存続していることそれ自体が力になっているからである。存続、力の強化、存続という循環は、まさに「継続は力なり」。
そして、「継続は力なり」が可能であり続けたのは、文化を根本的に異にする外敵に侵略・支配されたことがないからである。これは柄谷行人がどこかで言っていたことの受け売り。
投稿者 kmatsu : 2007年12月24日 21:30
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