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2007年10月27日

「健全なる精神」(呉智英著、双葉社)

「健全なる精神」(呉智英著、双葉社)は以下の一節が印象的だ。帯にも引用されている。


おそらく日本中で私一人が、団塊の世代のはしりであり、全共闘体験もある私一人が、差別は正しいと言っている。差別は正しい、差別と闘うのが正しいのと同じくらい正しい、と。人類が目指すべきは「差別もある明るい社会」である。差別さえない暗黒社会にしてはならない、と。私は団塊の世代の一人として、時代に対する責任感から、そう言い続けてきたのである。(p.26)

呉智英の主張は、最初の著作「封建主義、その論理と情熱」からブレがない。

呉智英の「封建主義、その論理と情熱」と平岡正明・上杉清文の対談集「どーもすいません」は、いずれも1981年に刊行されている。この二つの著作から受けた学恩は計り知れない。学恩というと大げさだけど。

投稿者 kmatsu : 2007年10月27日 22:00

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