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2004年2月 2日

「木村伊兵衛と土門拳」展

昭和の写真家といえば、木村伊兵衛と土門拳。巨人、大鵬、卵焼きと同じくらいありきたりな組み合わせだが、最強であることは間違いない。「アサヒカメラ」でも連載記事で毎号掲載している。その二人の代表作を集めた展示である。さすがに雑誌や書物で見たことのある作品が多い。(有楽町朝日ギャラリー、3/3まで)

個人的には努力の人という印象の土門拳より、スナップの達人といわれた木村伊兵衛の洒脱さを好む。「西片町付近」や「東京・月島」など、被写体はただのつまらない街路なのに、写真の中で人々が芝居の書き割りのように見事に配置されている。

両人ともに人々の日常生活を捉えたスナップが印象的だ。もちろん、たんに古い風俗の記録というだけでなく写真としてすぐれているのだが、まず捉えられたディテールに目が奪われてしまう。都市、下町、農村、子供たち。空中写真では濾過されてしまう人間生活のディテールが記録されている。

投稿者 kmatsu : 2004年2月 2日 23:38

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