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2004年2月 1日
国土画像情報(カラー空中写真)
飛行時間が短い国内航空線では、地上の風景を見るために窓側に座ることにしている。とくに、冬、空気が澄んでいるときは楽しい。ある時は三浦半島を一望できたし、またある時は居住地の周辺を確認することができた。
空から見る地上の風景は、起伏が見えないだけでなく、人間生活の生々しさが消えてしまう。都市の生成と発展をシミュレーションするSimCityというゲームがあったが、その画面を思い出す。個々の人間の営みは捨象され、都市全体が一つの生命体のように見える。この視点は、為政者というよりは神に近い。地上から数万キロメートル離れた宇宙空間ほどではないが、数キロ離れるだけで、人類を見下ろす神の視点に近づくのだろう。
国土交通省が試験的に「国土画像情報(カラー空中写真)」というウェブサイトを開設している。
http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WF_AirTop.cgi?DT=n&IT=p
400dpiのデータの分解能は1メートル以上あるだろう。民家の形状も識別できる。また、収録されているデータは、1970年代から1980年代に撮影されたものである。時間を経てフィルムが褪色したせいか、それとも空気が澄んだ冬に撮影したせいか、あるいは大気のフィルターを介しているせいか、収録された地上の風景は寒々としている。
20年から30年といえば、ちょうど人間が一世代交代する期間である。そして、今にいたる30年間は、都市近郊の風景が徹底的に変わった時期とも一致する。古い空中からの眺めを見て懐旧の念に駆られるが、その頃の地上の風景を思い出そうとしても、どうしてもディテールが思い出せない。
投稿者 kmatsu : 2004年2月 1日 17:04
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トラックバック時刻: 2004年2月 2日 09:52
コメント
国土交通省のサイトはすごいですね。
良い情報をありがとうございます。
しばらく楽しめそうです。
投稿者 いけだ : 2004年2月 1日 20:39
歩き回ったことのある様々なところを見てみました。
ずいぶん楽しんでしまいました(笑)
投稿者 kmatsu : 2004年2月 1日 22:28
自分のページで、多少話題がクロスする記事を載せましたので、試しにトラックバックを送ってみました。
投稿者 いけだ : 2004年2月 2日 09:54
そのうちこちらからトラックバックを送ってみましょう。
話題はレトロネタでしょうか。
投稿者 kmatsu : 2004年2月 2日 22:51