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2003年12月22日

DIANE ARBUS REVELATIONS

Diane Arbusの "REVELATIONS"(SHIRMER/MOSEL) を読んだ。

写真集に評伝が併載されている。評伝は飛ばし読みなので、読んだというよりは、眺めたと言った方がいいだろう。総ページ数351ページ。10月にアムステルダムの近代美術館のショップで購入したが、スーツケースが一気に重くなった。

本書は"REVELATIONS"という巡回展示の開始に合わせて刊行されたらしい。今年10月のサンフランシスコに始まって、米国内4カ所とドイツ、イギリスを回り、最後のミネアポリスで幕を閉じるのは2006年の10月である。日本で開催されないのは残念だ。

ダイアン・アーバスの写真集は、ほとんど持っている。双子が表紙に収められた最初のもの、ムック、"MAGAZINE WORKS"、"UNTITLED"、そして本書である。重く、目を離せない写真ばかりだ。

重いと言えば、セバスチャン・サルガドの社会的な題材の写真を想起する人も多いだろう。だが、サルガドは、悲惨な題材を叙事詩的と評される美的なフォルムに封印する。それに対し、アーバスは生々しかったり、痛々しかったりするものをむき出しで提示する。アーバスを継承しているのは、スクウェアフォーマットのモノクロプリントで異形の人々を捉え続ける鬼海弘雄である。

なお、アーバスのプリントの大半はスクウェアフォーマットだが、ハッセルブラッドではなくマミヤの二眼レフCシリーズを愛用していたらしい。ほっとするエピソードである。

投稿者 kmatsu : 2003年12月22日 23:27

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