2003年10月14日
帝国を壊すために
アルンダティ・ロイの「帝国を壊すために」(岩波新書、本橋哲也訳)を読んだ。
米国などあらゆる非民主的で抑圧的な体制を帝国と規定し、帝国への徹底抗戦を訴える。岩波書店的な意味で良心的な語り手なのだろうが、感銘は薄い。体言止めや女性的な言い回しを過剰に採用した翻訳にも責がある。訳者の後書きには原文の雰気を伝えようとしたとあるが、日本語の文章では女性的な言い回しには違和感がある。
帝国といえば、ハート=ネグリの「帝国」は積ん読のままだったな。
投稿者 kmatsu : 2003年10月14日 23:29
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