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2003年7月23日

魂の錬金術

エリック・ホッファーの「魂の錬金術」(中本義彦訳、作品社)を読んだ。

「沖仲仕の哲学者」ホッファーの全アフォリズム集である。アフォリズムは、人間のさまざまな断面を気の利いた短文で記すものだが、ホッファーには、ロシュフーコーのような皮肉はなく、パスカルのような厭世観もなく、ニーチェのような空威張りもない。全般に穏やかな表現で好感は覚えるけど、これぞという印象の強いものはない。そこがよいのかも知れないけど。

投稿者 kmatsu : 2003年7月23日 23:50

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