2003年7月12日
反歴史論
宇野邦一「反歴史論」(せりか書房)を読んだ。歴史を捉えなおす試みに期待して通読したが、結局、感興は湧かなかった。帯に曰く「思想と歴史の交錯点に光をあて、20世紀思想の核心をなす主題<存在・無意識・時間・主体・イメージ>を根源的に問い直し、歴史的思考の呪縛の構造を打ち破る大胆な試み。」だそうだ。
参照する人々は、小林秀雄、柳田国男、レヴィストロース、ドゥルーズ、ベンヤミン、バタイユ、などなど。バタイユはネオアカのころの流行だったけど、このごろはベンヤミンかね。
以前、特に名を秘す某大学の近所の居酒屋で隣り合わせた連中が現代思想ネタで盛り上がっていたが、ファイヤーベントやガダマーが、と騒いでいたっけ。
投稿者 kmatsu : 2003年7月12日 23:03
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コメント
ちょっと前に「考えるヒント1」を読み直したんですよ。
わたし、フォトジェニックなおやじに弱いので。
でもさあ、あーんまり。
なんつーか、「てめえらは何も分かるまいが、
俺さまには、ひしひしと分かるのだ」って感じで
どうも。
やっぱ外見はさておき吉田健一のほうが好感もつなあ。
投稿者 osh : 2003年7月13日 00:00
小林秀雄と吉田健一の違いは、身もふたもない言い方をすれば、育ち、あるいは上昇志向の強さ'(弱さ)でしょうかね。下世話な例では、林真理子って、小林秀雄の路線でしょ。
あと、いにしえの批評家風著述業者としては、林達夫なんて、今でも読めます。
投稿者 kmatsu : 2003年7月13日 07:36