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2003年6月22日

心臓抜き

岡崎京子の「うたかたの日々」を読んた。子供のころだったら泣けたかも知れないけど、今は奇妙なディテールの積み重ねが面白いと思う。

睡蓮の花、カクテル製造機、思想家バルトル、ネズミ、縮んでいく部屋、そして心臓抜き、などなどといった奇妙なディテールは、若い男女たちの恋愛話より印象に残る。そういえば、四方田犬彦の最初の書物「リュミエールの閾」でもこうしたディテールが紹介されていたっけ。

「リュミエールの閾」は二十代の四方田犬彦の初々しい書物である。ボリス・ヴィアンやダイアン・アーバスはこの本に教えてもらったな。

「うたかたの日々」の早川書房版の原作は本棚を探しても見つからなかった。

投稿者 kmatsu : 2003年6月22日 21:42

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