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2003年6月27日
ぷちナショナリズム症候群
「ぷちナショナリズム症候群」(香山リカ、中公新書ラクレ)を読んだ。小熊英二の「<癒し>のナショナリズム」と相通じる内容だが、版元のせいか、気分的な現象の紹介に終始し食い足りない印象である。ささやかな気分としての「ぷちなしょ」がいずれ奔流となって溢れ出すというが、一つ一つの現象には頷けるものの、それが決定的な事態の予兆だと言われても正直にいって実感が湧かない。もちろん、実感が湧かないところが怖いのかも知れないけど。
じつは、香山リカの書物を読むのは初めてだった。黒縁メガネの顔写真は、ペンネームと同じようにイメージ戦略なのだろうか。
投稿者 kmatsu : 2003年6月27日 21:24
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